PHAZE塾11月2日は、出川有さんによる“表情で語る”でした。

出川さんは、フェリス女学院大学客員講師も務めており、株式会社文化放送にて武田鉄矢、やしきたかじん、堀内孝雄、谷村新司、みのもんた、他の番組ディレクター・プロデューサーを経て、NRN全国ラジオネットワーク事務局次長・局長を務める。現在は、株式会社人の力で代表取締役をされています。(株式会社人の力 公式サイトより)

出川さんいわく、コミュニケーションに大事なのは「ヒューマンスキル」。出川さんの語る「ヒューマンスキル」とは、「相手が自分の存在を拒絶しない技術」です。

人間は、93%をコトバ以外で相手に伝達しています。姿勢や佇まい、話し方などです。

これらを意識していなければ、相手を意図せず不愉快にしてしまうことがあります。

相手が受け取る信号を意識的に変え、「相手が心を寄せる自分像」をつくりなさい。そんな出川さんの語りかけが、奨励生を引き込んでいました。

良い声と姿勢、ダイナミックな表情だけで、相手に伝わる情報量も変わる、と出川さん。伝授されたことを意識しながら、皆で発声練習や表情筋を動かす練習をしました。

プログラムを終え、奨励生からは

「表情で表現することは、自分の得意分野だと思ってきたが、“通常と異なる反応をしてみる”ということは非常に新鮮だった。様々な表情を取り入れ、テクニックをより幅広く使えるように実践してみたい。」 「“表情筋は自由ですか?”という出川さんからの問いかけが、印象に残った。私自身、人とコミュニケーションの疎通がうまく取れず、悩んだことも多かったため、自身を内省する貴重な機会になった。」

といった感想がありました。

次回のプログラムは、来週11月9日“ホスピタリティの真実”です。